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【SUPER9】エレコム神戸-リクシル 試合レポート

’15.11.09

神戸決戦はリクシルに凱歌。天王山へ

 

セミファイナル出場のためには、絶対に負けられないリクシルディアーズと、2年連続でSUPER9での未勝利だけは避けたいエレコム神戸ファイニーズが神戸で対戦。

試合は、地力に勝るリクシルが着実に得点を重ね、35-8で勝利。最終の富士通戦へ望みをつないだ。 

 

QB#9加藤の速攻が決まってリクシルが先制する

スタートダッシュが決まった。

試合はリクシルが自陣23ヤードから攻撃。RB#29丸田のラン、QB#9加藤からWR#11前田、#15島、#18永川へのパスがテンポ良く決まり、相手の反則もあって敵陣39ヤードまで前進。

さらにRB丸田がオプションのピッチから37ヤード前進しゴール前12ヤードとすると、最後はQB加藤からWR前田へのパスが決まりTD。最初の攻撃シリーズで先制点を奪うことに成功した。

 

その後、リクシルはQB加藤が雨の影響からかパス失敗を繰り返す。またK#14青木が39ヤードのFGを外してしまうなど、攻撃のリズムが生まれない。「去年までの加藤だったら、あのような状況になると立ち直れなかった」と森ヘッドコーチ。

 

2Q、WR#18永川へのロングパス成功で追加点

しかしオールジャパンを経験したことで、加藤は成長していた。2Q最初の攻撃では、自陣42ヤードからWR永川への58ヤードのパスを決めてTDを奪い、逆境に負けないエースとしてのプレーを見せつけた。

 

またリクシルは、転がり込んだチャンスも逃さない。

エレコム神戸が自陣27ヤードからのオフェンスでハンドオフを失敗して、ボールをファンブル。これをリクシルDL#92西川がリカバーし攻守交替となる。

敵陣25ヤードからとなった攻撃で、QB加藤がWR永川へのパスで前進。さらにエレコム神戸DBのパスインターフェアの反則でゴール前5ヤードとすると、RB前川、丸太のランで押しこんでTD。21-0とリードを広げた。 

 

ベテランRB#29丸太のランでさらに突き放す

 すっかりパスの調子を取り戻したQB加藤は、自陣36ヤードからとなった次の攻撃でも、TE#84吉田、WR#25岩井、前田への連続パス成功で敵陣18ヤードに迫ると、WR前田にTDパスを決め、28-0とした。

このまま引き下がれないエレコム神戸。

直後の自陣28ヤードからの攻撃で、RB#29篠崎のラン、QB#6フナキからWR#18麻生、TE#86松島、さらにWR#84常包へ連続してパスを決め、ゴール前13ヤードとすると、RB#33長谷が中央付近を走り抜けTD。TFPは失敗するものの、6-28と1本返して前半を終えた。

 

なんとか追いあげたいエレコム神戸だが、後半に入るとリクシルの強力ディフェンスに完全に押さえ込まれてしまう。

またリクシルのP#14青木が絶妙なパントを見せるなど、エレコム神戸につけ入る隙を与えない。

 

2本のTDパスを決めたWR#11前田

 

追加点を挙げたいリクシルは、後半3度目の攻撃シリーズで、自陣33ヤードからRB前川のラン、QB加藤からWR#7宮本へのパスで敵陣へ侵入。さらにRB前川の2度のランで敵陣32ヤードまで前進すると、QB加藤からWR鈴木へのパスが決まりTDを奪った。

 

このままでは終われないエレコム神戸。

自陣24ヤードからの攻撃で、QBフナキからWR常包へのパス、RB長谷のラン、QBフナキのカウンターラン、そのフナキからTE松島へのパスでゴール前8ヤードまで迫る。最後は4thダウン1からQB糟谷のランで勝負をかけるが、リクシルの読みきった厚いディフェンスに阻まれTDを奪うことができなかった。

 

ディフェンスが意地を見せるエレコム神戸。自陣1ヤードからとなったリクシルの3rdダウンで、ボールを持ったRB#31岡部をエンドゾーン内でLB#4香山がタックル。セーフティを奪う。

直後のオフェンスでも、敵陣16ヤードまで攻め込んだが最後はパスを決めることが出来ず、結局35-8でリクシルが勝利を納めた。 

エレコム神戸はRB#33長谷のTDランで意地を見せた

 

リクシルの森ヘッドコーチは「悪天候の中、ターンオーバーがなかったことが大きい。それと、ディフェンスとパントがよかったことに尽きる。オフェンスもWRが落としてしまったりしたが、加藤が常に落ち着いて同じペースでプレーし得点してくれた」と、冷静に試合を振り返る。

次の富士通戦については「試合まで練習もほぼ出来ないので大変だと思うが、ここまで蓄えてきたことを出せるよう準備していきたい」と必勝を誓っていた。

 

「けが人が多く、フナキも本調子ではなかったが起用した。アサヒ飲料戦以降の4試合は、やりたかったことができないままシーズンを終えてしまったようだ。やはり、オフェンスは核となるプレーが必要だということを痛感したシーズンだった」と悔しそうに話すエレコム神戸の狩野ヘッドコーチ。

「富士通、オービックを倒すという高い目標を掲げ、地力はついてきた。さらに個々の能力をあげて来シーズンに挑みたい」と、再起を誓った。

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